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ウェブ業界に転職成功への道!デザイナー・ディレクター・エンジニアに強い求人サイト

Webデザイナーのスキルアップのために転職する人や、未経験からWebデザイナーになろうとする人は、効率よく転職活動するために、Webデザイナーに適した求人サイトを知っておきたいですね。
転職に有利になるスキルや、Webデザイナーが働く会社の特徴、登録しておきたい求人サイトについてご紹介します。
Contents
1. 就職・転職する前にチェック!Webデザイナーの必須スキル

Webデザイナーは、就職・転職する際、経験、未経験に関わらず自分のWebデザイナーのスキルを知っておく必要があります。
自分のスキルは、面接で説明したり、職務経歴書やポートフォリオに記載したりします。自分のWebデザイナーとしてのスキルを項目ごとに見ていきましょう。
デザインスキル
Photoshop
Photoshopの使用歴はどのぐらいか、何ができるかを記載します。
Webサイトのデザインができる、バナーが作成できる、レタッチができる、グラフィックが作成できるなど、使用できるツールと合わせて「できること」を記載すると分かりやすいです。
Illustrator
Illustratorも同様、使用歴はどのぐらいか、何ができるかを記載します。
何ができるかについては、例えば、ロゴ、イラスト、DM制作など経験があるものを書きましょう。
XD
最近は、Photoshopと同じAdobe製品のXDでデザインを行う人がいるので、こちらを使用する人はそれを記載します。
デザインよりは、ワイヤーフレーム制作に使う場合が多いので、XDでワイヤーフレームを作成する人は、その旨記載しましょう。
コーディングスキル
HTML・CSS
今は、HTML5とCSS3が主流なので、それが問題なく書けることを記載します。
スキルの幅がわかるように、作成した案件の規模を記載すると良いでしょう。100ページ以上のサイト構築、レスポンシブコーディング、システム案件などです。
また、使用しているコーディングソフトも記載します。Dreamweaverが問題なく使えるなど、使用しているソフトを書きましょう。
WordPressやMovableTypeの経験があれば、ここで触れておきます。
未経験の人は、個人で勉強した範囲で書きます。できれば、レスポンシブ、WordPressまでできていると採用に近づきます。

レスポンシブコーディングはプロでも難しくて上手く書けない人が多いんだ
JavaScript
JavaScriptは、jQueryのライブラリを使用して書けるか、それともjQueryがなくても書けるか、記載します。
ここでも、実績経験があれば書きましょう。JSで動きがあるサイトの作成、パララックス、APIの連携・開発などです。
Webデザイナーであれば、JQueryを使っての実装がほとんどです。コーダーやフロントエンジニアに関しては、ダイナミックな動きのあるJS実装や、APIの連携経験が必要になってきます。
また、Node.js、Vue.js、React.jsの使用経験があれば、合わせて記載しておきましょう。
Git
Gitは、バージョン管理システムです。使用経験があれば、必ず記載しておきましょう。

ここまでが基本的なWebデザイナーのスキルだ。これ以降はあるとプラスになるから、経験があれば書いておこう
ディレクションスキル
ディレクションスキルは、Webデザイナーに必須ではないですが、経験があれば記載します。
スケジュール・進捗管理、見積もり作成、予算管理、クオリティチェック、企画・提案などです。会社によってディレクションの範囲が違うので、どこまでやっていたのか書いておくと親切です。
また、Backlog、GitHub、Redmineなどのプロジェクト管理ツールの使用経験があれば書いておきましょう。
マーケティングスキル
マーケティングスキルもWebデザイナーに必須ではないですが、経験があれば記載します。
Web広告、SNS運用、アナリティクスの解析などが挙げられます。SEOの基本的な知識も持っておくと採用の時に有利です。
ライティングスキル
Webデザイナーの採用でほとんど問われることはないですが、メディア関連の会社に務めるのであれば、書いておくと良いでしょう。
記事のライティング、ブログ作成、ソーシャル運用の経験などです。
実際にマスコミやメディア会社で働いたことがあれば、その経験を書きます。
その他アピールしておきたいスキル
技能以外にも、アピールできるマネジメントスキルやコミュニケーションスキルがあれば記載します。
マネジメントスキル
マネジメントの経験があれば記載しましょう。チームリーダーの経験もOKです。
コミュニケーションスキル
営業職、接客業をしていたのであれば、コミュニケーションスキルをアピールしましょう。

箇条書きでスキルシートの提出を求められる場合もある。臨機応変に対応しよう!ディレクションスキルはなるべく身につけておきたい
Webデザイナーとしてのスキルを証明できる資格があれば、より説得力がありますね。
Webデザイナーを目指すうえで役立つ資格はこちら▼
2. どんな会社を選べば良いか

業種別の特徴
実際にどんな仕事がしたいかによって、受ける会社は変わってきます。
業態別に会社の特徴を見てみましょう。
業態 | 内容 | 例えば… |
---|---|---|
Web制作会社 | 依頼を受けたホームページの受託制作を行います。会社によりますが、コーポレートサイト、サービスサイト、LP、メディアサイトなど幅広いのサイト制作に携われます。小規模の会社は、残業が多く忙しい印象。 | IMG、teamLabo、LIGなど |
システム系の制作会社 | システム案件中心の受託制作、保守運用を行います。ECや、BtoB案件が多い印象。在籍のWebデザイナーは少なく、グラフィカルなデザインは求められないが、UIなどの使い勝手の良いデザイン制作が求められます。 | – |
大手IT | 大手ITでは、企画、運用がメイン。Webデザイナーはキャンペーン、コラボ企画などのページ作成が多い印象。新しいサービスを立ち上げる時は、サイトデザインをする場合もあります。 | 楽天、リクルートなど |
広告代理店・マーケティング | 大型案件が多い。実際の制作は、制作会社に委託することも少なくありません。制作に集中したい場合は、大手代理店の子会社などが良いでしょう。 | 電通、博報堂、Cyber Agent、オプトなど |
自社メディア運営会社 | 自社メディア、サービスの運用。記事や、キャンペーンページのデザインが多い印象。新しいサービスの立ち上げの時には、企画からデザインまで携わることができます。 | カカクコム、クックパッド、アイスタイル(@cosme)など |
※会社は大手企業をピックアップ
制作のスキルを上げたいなら
制作のスキルを磨きたいのであれば、Web制作会社、システム系の制作会社のような制作会社がおすすめです。
色々な種類、ジャンルのサイトが作成できるので、幅広い知識がつきます。技術的に難易度が高い案件も多く、より力が鍛えられます。
その代わり、タイトなスケジュールであったり、小規模であれば社員数も余裕がない会社が多いので、残業が多く、給料は他の業態に比べ少ない場合が多いです。
高収入を目指したいなら
高収入を目指すのであれば、大手IT、広告代理店が良いでしょう。自社メディア運営会社でも、大手であればお給料は高く設定されています。
大手IT、広告代理店は、携わる案件も大きく、やりがいもあるでしょう。
しかし、基本的には、企画やディレクションがメインになることが多く、実際に制作があまりできない場合もあります。
落ち着いた会社で働きたいなら
落ち着いた会社で働きたいのであれば、自社メディア運営会社が良いでしょう。スケジュールは自社でコントロールできるので、タイトなスケジュールで時間がないなんてことはありません。
ビジネススタイルが確立しているので、基本的には落ち着いて仕事ができます。
デメリットは、ある程度運用スタイルが決まっているので、制作スキルの向上を目指すには物足らないかもしれません。

制作会社のような労働集約型ビジネスは、大変なのにお給料が上がらない実情はある。ただ、やりがいとスキルアップに繋がるから、若い時には経験しておいた方が良いぞ
3. Webデザイナーが登録しておくべき求人サイト7選
Webデザイナーが登録しておきたい求人サイトは、Webやクリエイター向けの求人サイトと大手求人サイトがあります。
Webやクリエイター向けの求人サイトは、Webデザイナー向けの求人が多いので、気になる求人が掲載されているサイトは必ず登録しておきましょう。
大手求人サイトは、大手の求人や、クリエイター向け求人にはない求人が掲載されているので、少なくとも一つは登録しておきたいところです。
Webやクリエイター向けの求人サイト
Green(グリーン)

- スキルアップ転職
- ◎
- 未経験
- △
- 案件数
- ◎
- スカウト
- あり
Greenは、Webやクリエイターに特化した求人サイトです。特にスキルアップ転職したい経験者は抑えておきたい求人サイトです。
実は、企業側からするとGreenは採用コストが高いので、未経験は採用され辛いかもしれません。
MOREWORKS(モアワークス)

- スキルアップ転職
- ○
- 未経験
- ○
- 求人数
- △
- スカウト
- あり
クリエイティブな会社の求人が揃った求人サイトです。
求人数は他と比べて少なめですが、クリエイティブな制作会社に特化しているので、デザインに強い会社を探すのであれば、必須で登録したいサイトです。
Find Job!(ファインドジョブ)

- スキルアップ転職
- △
- 未経験
- ◎
- 求人数
- △
- スカウト
- あり
Web業界に特化した求人サイトです。Webやクリエイター専門の求人サイトでは老舗に入るでしょう。
特に未経験、初心者の人はチェックしておきたいサイトです。

- スキルアップ転職
- △
- 未経験
- ◎
- 求人数
- △
- スカウト
- あり
Web業界に特化した求人サイトです。特に未経験、初心者の人におすすめです。
大手求人サイト
リクナビNEXT

- スキルアップ転職
- ◎
- 未経験
- ○
- 案件数
- ◎
- スカウト
- あり
大手求人サイトのリクナビNEXTは、求人数が多く、掲載している業種が幅広いのが特徴です。
職種問わずあらゆる転職者にマッチするのがメリット。
求人サイトの中では老舗なので、求人の質が高く、必須で登録しておきたいサイトです。
indeed(インディード)

- スキルアップ転職
- ○
- 未経験
- ○
- 案件数
- ◎
- スカウト
- あり
CMで知名度をグッとあげたindeedもWebデザイナーの求人数が多いので、気になる会社があれば登録しておきましょう。
正社員同様、アルバイト、パート募集の求人も多いので、未経験者にもおすすめです。
マイナビ転職

- スキルアップ転職
- ○
- 未経験
- △
- 案件数
- △
- スカウト
- あり
Webデザイナーの求人数は少ない印象ですが、マイナビにしかない求人があるので、余裕があれば登録しておきたいサイトです。

Green、MOREWORKS、リクナビNEXTはよくチェックしていたなあ
4. Webデザイナーに強い転職エージェント5選!未経験OK
エージェントも求人サイト同様、専門転職エージェントと総合転職エージェントがあります。
こちらも求人サイトと同様、専門転職エージェントを二つ程度、総合転職エージェントは一つ程度登録するのがおすすめ。
基本的には職歴がある人の転職方法ですが、未経験でも登録できるエージェントはあります。未経験でも二つ程度は登録しておきたいですね。
専門転職エージェント
マイナビクリエイター


マイナビクリエイターは、Web職・ゲーム業界に特化した転職支援サービスです。求人の選択肢が広いので、異業種への転職が可能です。
クリエイター特化のため、ポートフォリオの作り方のサポートがあります。嬉しいポイントですね。
ウェビスト


ウェビストは、Web業界・広告/出版業界で活躍しているクリエイター専門の求人情報サイトです。実は、ウェビストの運営会社クリーク・アンド・リバー社は、1990年に設立されたクリエイター・エージェンシーのパイオニアです。
大手・有名企業の求人情報が豊富にあり、さらに働き方も正社員・契約社員・紹介予定派遣・派遣・業務委託と選ぶことができます。
レバテックキャリア


レバテックキャリアは、IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化した転職支援サービスです。IT向けの求人サイト、エージェントを数多く揃えており、IT/Web系に強い印象。
職務経歴書の添削、模擬面談で事前準備を行ってくれるので、サポートも安心です。
さらに、業界の事情に詳しく、各企業の方針、社風、採用ポイントを教えてくれるので、心強い味方です。
Geekly(ギークリー)

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界専門の人材紹介会社です。
公開されている求人があるので、気になる会社があれば登録しておきましょう。
総合転職エージェント
リクルートエージェント

リクルートエージェントでは、一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。応募が殺到するため非公開にしている求人を紹介してもらえます。
求人の紹介だけでなく、職務経歴書・履歴書などの書類の添削、会社独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦のサポートを行っています。
dodaエージェント

dodaエージェントは、職種、年齢、経験を問わず、さまざまな人が利用できます。毎週月、木と新着案件が更新されるので、常に新しい求人が見つけられます。
dodaエージェントでも、履歴書、職務経歴書の書き方のサポートや、企業への推薦状のサポートが受けられます。

私の経験がない時でもエージェント会社は紹介してくれたから、登録しておいて損はないぞ
5. フリーランスのWebデザイナー向けおすすめ求人サイト
最近、Webデザイナーの働き方として、社員でもなく、派遣でもない形の就労形態が増えています。
それは、業務委託という形で、会社に週3〜5日通う形の働き方です。
フリーランスになっても、営業と制作とを両立するのは難しいのが現実。週3日は会社に通い、その他は自分の受託制作に時間を回すこともできます。
また、リモートでの在宅ワークで良いという会社は多く、自由度が高く、必ずしも週5通う必要がないので、新しいフリーランスの形として、求人サイトがどんどん増えています。
ただ、この場合の働き方は、未経験だと難しいので、Webデザイナーと経験を詰んでからの新しい働き方と考えた方が良いでしょう。
PRO WORKS


PRO WORKSは、デザイナー・エンジニア・マーケッターのための案件紹介サービスです。フリーランサー向けに案件の紹介だけではなく様々な支援・サポートを行っています。
フリーランスになったばかりは不安が多いですが、PRO WORKSは、案件設備準備費用の負担やボーナスの支払いがあるので安心です。メンターが相談にのってくれるので、希望に沿った案件を探すことができます。
レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、フリーランスのデザイナーやエンジニアにWeb系を中心とした案件情報を紹介します。
案件の参画から参画後までサポートしてくれます。低マージンなのも嬉しいポイント。
エンジニア案件が多い印象ですが、デザイナー案件も揃っているので、登録しておきたいですね。
Crowdtech(クラウドテック)


クラウドテックは、フリーランスのための求人サービスです。専属キャリアサポーターが、最適なお仕事を提案してくれます。
社会保障や福利厚生も充実しているので、フリーランスは助かりますね。
ITPRO PARTNERS

ITPRO PARTNERSは、デザイナーやエンジニア向けのお仕事紹介サービスです。
他のサービスよりも日数が少ない週2、3日稼働の案件を多く扱っています。受託制作と並行してお仕事を受けたい場合は、週稼働日数が抑えられると動きやすいですね。

このタイプの求人は、フリーランスにとってとっても助かるんだ
6. フリーランスWebデザイナー向けおすすめ案件サイト
フリーランスWebデザイナー向け案件サイトは、仕事を案件ベースで探すことができます。求人サイトでは、週何日と、日数で押さえますが、案件は「ホームページを作ってください」「実装してください」など、案件で受けるので自由度が高くなります。
完全にフリーランスで仕事を探すのであれば、クラウドワークスやランサーズの登録は欠かせません。
案件の受注は大変ですが、自由な時間と場所で働けるので、フリーランスでしっかりやって行こうと思っている人は、登録しておきたいサイトです。
クラウドワークス
クラウドワークスは、初心者、未経験でも受けられる仕事が多いのが特徴。単価が低いものもありますが、実績を積むにはまず登録したいサイトです。
ランサーズ
ランサーズは、よりプロよりの案件が多いのが特徴です。
Another works


「Another works」は、複業をしたい方と複業人材を採用したい企業を繋ぐマッチングプラットフォームです。
求人型でもなく、案件型でもなく、ちょうど真ん中に位置するサービス。
エージェントは介さず、自分で開拓していきますが、募集案件が集まっているので、フリーランスであれば登録しておきたいサイトです。
7. Webデザイナーの必須ツール!ポートフォリオとは?

Webデザイナーとして就職活動をする場合、ポートフォリオの提出は必須になります。
職務経歴書と同じようなものなので、必ず作成しておきましょう。
ポートフォリオの作り方は下記をチェック!
8. Webデザイナーとして成長したいならスキルを磨こう!
Webデザイナーの求人についてみてきました。正社員や派遣だけでなく、フリーランスとしても色々な形の働き方があります。
スキルを身につけたいなら、まずは制作会社でしっかり鍛えられるのが早道かもしれません。
スキルが身につけば、フリーランスで自由な働き方ができるので夢がありますね。

私も制作会社から、スタートアップ、フリーランスと色々経験したぞ
Webデザインをイチからしっかり学ぶのもありですね▼