ネットショップ [ STORES ]
STORESの基本的な使い方!ネットショップ開設手順と機能をかんたんに解説

はじめてネットショップを開設するなら、機能やサポートが充実しているネットショップ作成サービスを使うのが一番簡単です。
なかでも「本格的なECサイトが作れる!」と評判なのがSTORES(ストアーズ)。
ストアデザインをテンプレートから選んで、売りたい商品を登録するだけだから、だれでも最短2分でネットショップを作れます!
STORESには月額無料で使える「フリープラン」と、決済手数料がお得な「スタンダードプラン」がありますが、フリープランでもほとんどの機能が使えるのが嬉しいですね。
STORESの料金プラン
フリープラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|
月額料金 | 無料 | 1,980円 今だけ初月無料 ※1 |
テンプレート | 48種類 | 48種類 |
決済手数料 | 5% 今だけ初月0% ※2 |
3.6% 今だけ初月0% ※2 |
※1:クレジットカード払いのみ初月料金無料
※2:Amazon Payはキャンペーン対象外。決済手数料4%で利用可能
ここからは、STORESの基本的な使い方として「ネットショップ開設手順」と「STORESの便利機能」をまとめてお伝えしていきます!
Contents
1. 最短2分!STORESでネットショップ開設手順
では、さっそくSTORESでネットショップを開設していきましょう!今回はフリープランで登録していきます。
初心者の方でも、画面の手順に従って操作入力していけば大丈夫ですよ。
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2.ストア名を決めよう
自分の好きなストアの名前を決めましょう。
ストアの名前は後から変更することも可能です。
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3.ストアをデザインしてみよう
【STEP1 ストアをデザインしてみよう!】をクリックして、ストアを自分らしくデザインしていきます。
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4.イメージに合うテーマを選ぼう
48種類すべてのテンプレートから選べます。
「デモを見る」でテンプレートを当てはめたストアページを事前に確認できます。
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5.自分らしいストアにしよう
「ストアデザイン」でレイアウト・ロゴ・背景などを変更していきます。
画像サイズを最適に調整してくれるレスポンシブ対応だから、パソコン表示/スマートフォン表示を切り替えて確認できます。
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6.アイテムを登録してみよう
次は販売するアイテムを登録していきましょう。
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7.アイテム情報を入力しよう
アイテム画像・アイテム名・価格などを設定しましょう。
サイズ違いや色違いなどがある場合は「バリエーションの編集」、カテゴリー別に表示をしたい場合は「カテゴリーの編集」をすることも可能です。
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8.ストアの登録を完了しよう
「1.まずは無料登録しよう」で登録したメールアドレスに届いているメールを開き「ご登録を完了する」をクリックしましょう。
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9.ストアを公開してみよう
【STEP3 ストアを公開してみよう!】をクリックして、ストアの公開作業をしましょう。
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10.仮URLを確認・変更しよう
登録直後は、仮のストアURLが設定されています。
変更したい場合は、鉛筆マークをクリックして自分の好きなURLを設定しましょう。
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11.公開スイッチをONにしよう
「公開」スイッチをONにすると、ストアが公開されます!
2. STORESの決済機能

次に、どの決済方法を利用するのか考える必要があります。
STORESでは、利用可能な決済方法は全9種類あります。これはネットショップ作成サービスでもかなり豊富だと言えます!
決済方法 | フリープラン | スタンダードプラン |
---|---|---|
クレジットカード | ○ | ○ |
キャリア決済 | ○ | ○ |
銀行振込 | ○ | ○ |
コンビニ決済 | ○ | ○ |
翌月後払い | ○ | ○ |
PayPal | ○ | ○ |
楽天ペイ | ○ | ○ |
Amazon Pay | × ※1 | ○ |
代金引換 | × | ○ |
※1:フリープランでも審査を受けることは可能
とくに海外向けネットショップであれば、クレジットカードのほかにも「PayPal(ペイパル)」に支払い対応しているのは大きなメリットです。
スタンダードプランでは「代金引換」と「Amazon Pay」も選べるので、お客さまの選択肢を広げることができます。
スピードキャッシュなら売上が翌日振込

では、実際に売れたら、手元にいつ入金されるのか気になりませんか。
STORESの入金システムは、基本的には月末締めの翌月末の支払いです。つまり今月の売上は、来月の末日に入金されるようになっています。
ただ仕入れたい商品が見つかっても、このシステムではすぐに売上が入金されないので対応できません。
ネットショップはスピードが命ですので、仕入れたいときに迅速に仕入れることが大切なんです。
そんな声に応えて誕生したのが「スピードキャッシュ」という支払い方法です!
スピードキャッシュは、翌日振込手数料をプラスすることで利用ができ、申請した翌日に売上金が指定口座に振り込まれます。

これまで最大2か月かかっていた入金までの期間が、たった1日に短縮されたのです!
手元に早くお金が入ることで、資金繰りがしやすくなって、さらなる売上アップも期待できます。
翌日振込手数料は初回無料なので、お試しで利用してみるのも手ですよ。
3. STORESの販売機能

STORESでの売り方はさまざまで、好きなだけ無制限に販売できます。これはフリープランでも同じです。
また一般的な物販だけでなく、画像や動画などデータのダウンロード販売や電子チケットの発券・販売、食品や消耗品の販売に便利な特定サイクルでの定期販売も可能です。
STORESでは販売に役立つ機能が多く用意されているので、以下で詳しく見ていきましょう。
①保管・梱包・発送の倉庫サービス
STORESでは、商品の保管・梱包・発送のための倉庫サービスをリニューアルしました。
株式会社オープンロジのAPIを活用して、ショップオーナーの負担を軽減するサービスを導入。ショップオーナーがやることは、商品を指定の倉庫に送るだけです!
注文を受けた商品についても、STORESのダッシュボードで指示するだけですべての作業を代行してくれます。
②送料の詳細設定
全国一律同じ送料ではなく、送料を細かく設定することが可能です。
アドオンの「送料詳細設定」をオンにして、目的別に編集するだけで簡単に設定できます。
③配送情報一括登録
未発送のオーダーについて、一括で配送情報を登録することができます。
大量の注文に対して、これまで手作業で入力していた方の負担を軽減してくれます。
④英語対応で海外発送も可
海外発送にも対応しています。
機能追加から「英語対応」をオンにするだけで、自動的にストアの表記が英語になるので、海外のお客さまにも売りやすくなります。
⑤自動送信メール機能
自動でメールを送信する機能もあります。
送信できるメールは決済方法によっても違いがありますが、注文確認・支払い完了・支払い期限の通知・支払い期限切れによるキャンセルのメールなどを自動送信できます。
⑥納品書PDF出力機能
納品書PDF出力機能を使うと、ダッシュボードから簡単に納品書をPDF化できます。
納品書にはメッセージや情報を記入することもできるため、お客さまに合わせて心のこもったメッセージを届けるのに便利です。
⑦ギフトフォーム機能
ギフトフォーム機能とは、登録している配送先住所とは別の住所も配送先として指定できる機能のことです。
ギフト系のアイテムを扱うストアには必須の機能でしょう。
⑧クーポン(割引)機能
STORESでは、購入時にクーポンコードを入力することで割引が反映されます。
このクーポンの種類も自由に設定可能です。
10%OFFなどの割引クーポン、200円引きなどの値引きクーポン、送料無料になるクーポンの発行ができます。
またクーポンの有効期限や発行枚数/使用回数、購入金額が一定金額以上のときに利用できる条件などの設定も可能です。
⑨予約販売機能
受注生産や入荷前の商品の予約注文ができます。季節アイテムの販売期間を長くして、売上を伸ばすのに効果的です。
ダッシュボードから「予約販売」をオンにするだけですぐに設定できます。
⑩まとめ販売機能
まとめ買いをしてくれるお客さまに対して割引をする機能です。
同じ商品を複数購入した人に割引ができる「まとめ割」と、異なる商品の組み合わせで割引となる「セット割」が選べます。
⑪レビュー・FAQ機能
投稿されたレビューを自由に変更・削除できるほか、お客さまのレビューに対して返信できるようになっています。
また便利なFAQ機能もあります。同じ質問を何度もいただくことがないように、よくある質問を1ページにまとめてストア内に表示可能です。
4. STORESの集客機能

そして、ネットショップで販売するなら、いかに集客するかは最初から押さえておきたいポイントです!
STORESは集客の機能も充実しています。そこで今回は、集客に欠かせないおすすめの機能をいくつか紹介していきますね。
①Instagram販売連携
商品にタグを付けて、Instagramに投稿できる機能です。
1日1回ストアの情報が自動で更新されるため、価格の変更やアイテムの追加なども自動的にほぼリアルタイムで連携できます。
②LINE販売連携
LINE販売連携を使うと、入金の確認や売上金の管理・オーダー状況などをLINEで確認できるようになります。
「ノートパソコンがなくて出先で確認できない」という人でも、LINEアカウントを持っていれば無料で利用可能です。
③WEAR販売連携
ダウンロード数1,000万以上の人気ファッションコーディネートアプリ「WEAR」と連携できる機能です。
WEARにアイテム登録すると、ストアでも販売できるようになります。ファッション系のストアを運営されている人にとくにおすすめです!
④note上でのカード表示
読者とクリエイターをつなげるサービス「note」に、STORESの商品を表示することが可能です。
アイテムを掲載しているストアのページURLを貼るだけで、note上でカード表示されます。
⑤Amazon上でのカード表示
Amazonアカウントを持っているお客さまに対して、カード情報などの個人情報の入力の手間を省く機能です。
ワンクリックだけで簡単にショッピングできるようになるので、販売促進につなげられます。
⑥ショップボタン設置
外部サイトでホームページやブログを運営されている人は、自サイト内にショップボタンを設置することで簡単に購入できるようになります。
ボタンをデザインしてアイテム登録したら、あとはサイト内にショップボタンを設置するだけです。
⑦メールマガジン配信
ストアをフォローしてくれているお客さまや購入歴のあるお客さまに対して、メールマガジンを配信できる機能です。
入荷情報や割引情報などを掲載したメールマガジンを発行できます。送信する相手を絞り込むことや送信時間の予約も可能です。
⑧告知ボード・ニュース機能
ストア内にニュースや予定などを告知できる機能です。
長文の記事でも画像でも自由に掲載することができるうえ、掲載される日時もあらかじめ設定できます。
5. STORESの運用機能

ここからは、実際にSTORESを運用するうえで、必要となってくる機能を見ていきましょう!
ネットショップ成功をサポートしてくれる便利な機能となりますので、ぜひ自分のストアで活用してみてくださいね。
①顧客管理機能
STORESでは、2019年4月からストアごとに個別IDを発行する形にリニューアルしました。
これによって各ストアがそれぞれの会員を持てるようになり、会員情報を収集できるようになっています。
この顧客管理機能を使うと、会員の購入履歴などの情報が一元管理できます。ゲスト購入のお客さまでも、同じメールアドレスでの購入なら同じお客さまと判定してくれます。
またSNSで複数アカウントを持つお客さまが、別のアカウントから購入した場合でも判定可能です。
②広告タグ機能
広告タグ機能とは、広告からアクセスしたお客さまのコンバージョンを計測できる機能です。
広告をクリックした人が、実際に商品を購入した回数や購入金額などを把握できます。
検索エンジンの検索結果画面に表示されるリスティング広告にも対応しています。
Yahoo!の「スポンサードサーチ」やGoogleの「Google広告」、またFacebookの広告にもお客さまのクリックにもとづいて広告を表示させることが可能です。
③Googleアナリティクス機能
Googleが提供するアクセス分析ツール「Googleアナリティクス」が利用できるようになります。
Googleアナリティクスを設定すれば、ストア全体の訪問者数やページごとの訪問者数/訪問者の滞在時間を把握することが可能です。
どこのリンクから訪問してきたかもわかるため、ストアを運営するうえでの改善策を考えるのにも役立つでしょう!
6. STORESのスタンダードプランのみ使える機能

STORESのフリープランでもできることは多いですが、スタンダードプランは月額1,980円の利用料を支払うだけあって、利用できる機能がさらに拡大します!
そこで、スタンダードプランのみ使える機能を具体的に見ていきましょう。
①アクセス解析
直近の2週間、または2か月間のアクセスデータを解析可能です。
前の期間と最新の期間の状況をグラフで比較できるようになっているため、ここ最近の売れ行きがどう変化しているかをひと目で把握できます!
さらにどのデバイス(パソコン・スマートフォン・タブレットなど)からのアクセスが多いのかわかるので、デバイスに合わせたページのデザインや画像と文章の配置を調整するのに大変便利です。
②独自ドメイン
フリープランでは、ストアを開設したときのサブドメインの一つがストアのURLになります。
しかしスタンダードプランでは、「.com」と「.net」以外にも「.shop」の独自ドメインの取得が可能です。
自分のストアにぴったりのドメインが付けられるので、宣伝効果も期待できるでしょう!
③サービスロゴ非表示
ネットショップを運営するには、中身はもちろんデザインも重視しなければなりません。
STORESサービスのロゴが入っていると、いかにも借り物のストアというイメージをお客さまに与えてしまいます。
その点スタンダードプランなら、STORESのサービスロゴを非表示にすることが可能です。
④代金引換とAmazon Payの決済方法
スタンダードプランでは、「代金引換」と「Amazon Pay」も決済方法として選べます。
代金引換は、商品の到着後に支払いをするのでお客さまにとって安心です。
またAmazon Payは、購入時に住所・氏名やクレジットカード番号などを入力せずに購入できるため利便性が高まります。
7. STORES以外にも複数店舗を出店してみよう!

STORESでネットショップの運営に慣れてきたら、ほかのサービスにも出店してさらなる集客アップを検討してみましょう!
それぞれのネットショップによって客層が異なるため、単純にお店を増やすだけで売上が増える可能性は高いです。
無料でネットショップが開設できるサービスはほかにもありますので、まずはリスクなく複数出店する方法を選ぶと良いかもしれませんね。無料ネットショップならbase(ベイス)もおすすめ
そこで注目したいのが、STORESと並んで人気のあるbase(ベイス)です。 基本的に月額無料プランのみのサービスで、とにかくショップ運営にコストをかけたくないという方におすすめなんです! STORESと同様に、出店までわずか3分程度とスピーディーなところも魅力です。こちらのページでは、STORESとbaseの手数料や口コミ評判を比較しています↓
様々なネットショップサービスを紹介しています↓
8. STORESの気になる疑問
ここまでSTORESの使い方や便利な機能を見てきましたが、「本当に利用して大丈夫?」という声もあるのではないでしょうか。
STORESでよく聞かれる質問に回答します。
一つのSTORESアカウントで複数の店舗(ストア)の出店は可能か?
STORESの一アカウントでは、一つのショップが原則です。複数の店舗を持ちたい場合は、別にアカウントを申請する必要があります。
一つのアカウントでショップを複数持てるかどうかは、BASE、カラーミーショップ、makeshop全てできず、複数アカウントが必要です。
ただ、カラーミーショップは、複数店舗の受注処理・在庫連携などを一元管理できる「複数店舗の一元管理(ネクストエンジン)」という機能や、makeshopは、同一名義で契約することができ、2店舗以降は初期費用無料で利用できます。
複数ショップ前提であれば、カラーミーショップやmakeshopも候補になるかもしれません。
ネットショップに住所・電話番号を載せても安全?
STORESは「第三者に登録情報を提供したり利用を許可したりといったことは一切ない!」と断言しているんだ。実際も情報漏洩などの被害は報告されていないから、安全性は高いと言えるだろう。
登録後のメールが届かない…どうしたらいい?
メールが届かない可能性は2つ。間違ったアドレスを入力しているケースと、メール設定で自動返信を拒否しているケース。後者は「hello@stores.jp」のアドレスからの受信を許可すれば解決するはずだ!
いただいた注文をキャンセル・返金はできるの?
基本的に可能だ。ただし決済方法によってダッシュボードからキャンセルできないこともあるから、そのときは直接お客さまに連絡を取って銀行振込などで返金するしかない。
STORESへ問い合わせ電話番号はあるの?
問い合わせ用の電話番号はないが、代わりにチャットで問い合わせができるぞ。平日の10〜18時まで対応しているから、気になることがあればスマホからもできるからチャットで聞いてみることだ!
9. STORESの使い方まとめ
STORES(ストアーズ)は感覚的に操作しやすいインターフェイスで、無料のフリープランでも本格的なネットショップが運営できるおすすめのサービスです!
自分が販売したい商品とSTORESのサービスを組み合わせることで、インターネット販売をうまくスタートさせることできます。
会員登録にも費用はかかりませんので、まずは試しにSTORESでネットショップを開設してみませんか。
STORESの特徴や評判も紹介しています↓