ネットショップ作成サービス [ STORES ]
2024/05/14 更新
STORES(ストアーズ)使い方の基本!ネットショップ開設手順と便利な機能一覧
はじめてネットショップを開設するなら、機能やサポートが充実しているネットショップ作成サービスを使うのが一番簡単です。
STORES(ストアーズ)は、初期費用0円でネットショップを開設でき、無料でも好きなだけアイテムの販売が可能です。
ストアデザインをテンプレートから選んで、売りたい商品を登録するだけだから、驚くほど簡単にオンラインショップが作れます。
STORESの料金プラン
フリープラン | ベーシックプラン | |
---|---|---|
月額料金 | 無料 | 3,480円 *1 |
初期費用 | 無料 | 無料 *2 |
テンプレート | 48種類 | 48種類 |
決済手数料 | 5% | 3.6% |
*1:クレジットカード年払いの場合は月額2,980円
*2:初月無料はクレジットカード払いのみ適用
STORESには月額無料で使えるフリープランと、決済手数料がお得なベーシックプランがありますが、フリープランでもほとんどの機能が使えるのが嬉しいですね。
ここからは、STORESのネットショップ開設手順と利用できる決済方法、そしてSTORESの運営するうえで役立つ機能をまとめて紹介します。
Contents
1. STORESのネットショップ開設
さっそくSTORESでネットショップを開設していきましょう。
今回は、フリープランで登録していきます。初心者でも、画面の手順に従って操作入力していけば大丈夫です。
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2. ストア名を決めよう
自分の好きなストアの名前を決めましょう。
ストアの名前は、あとから変更することも可能です。
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3. ストアをデザインしてみよう
【STEP1 ストアをデザインしてみよう!】をクリックして、ストアを自分らしくデザインしていきます。
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4. イメージに合うテーマを選ぼう
48種類すべてのテンプレートから選べます。
「デモを見る」でテンプレートを当てはめたストアページを事前に確認できます。
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5. 自分らしいストアにしよう
「ストアデザイン」でレイアウト、ロゴ、背景などを変更していきます。
画像サイズを最適に調整してくれるレスポンシブ対応だから、パソコン表示/スマートフォン表示を切り替えて確認できます。
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6. アイテムを登録してみよう
次は、販売するアイテムを登録していきましょう。
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7. アイテム情報を入力しよう
アイテム画像、アイテム名、価格などを設定しましょう。
サイズ違いや色違いなどがある場合は「バリエーションの編集」、カテゴリー別に表示をしたい場合は「カテゴリーの編集」にすることも可能です。
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8. ストアの登録を完了しよう
登録したメールアドレスに届いているメールを開いて、「ご登録を完了する」をクリックしましょう。
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9. ストアを公開してみよう
【STEP3 ストアを公開してみよう!】をクリックして、ストアの公開作業をしましょう。
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10. 仮URLを確認・変更しよう
登録直後は、仮のストアURLが設定されています。
変更したい場合は、鉛筆マークをクリックして自分の好きなURLを設定しましょう。
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11. 公開スイッチをONにしよう
「公開」スイッチをONにすると、ストアが公開されます。
2. STORESで利用できる決済方法
次に、どの決済方法を利用するのか考える必要があります。
STORESでは、利用可能な決済方法は10種類あります。これはネットショップ作成サービスでもかなり豊富だと言えます。
決済方法 | フリープラン | ベーシックプラン |
---|---|---|
クレジットカード | ○ | ○ |
コンビニ決済 | ○ | ○ |
キャリア決済 | ○ | ○ |
銀行振込 | ○ | ○ |
PayPal | ○ | ○ |
あと払い(ペイディ) | ○ | ○ |
楽天ペイ | ○ | ○ |
PayPay | ○ | ○ |
代引き | × | ○ |
Amazon Pay | × | ○ |
とくに海外向けネットショップであれば、クレジットカードのほかにも、PayPal(ペイパル)に対応しているのは大きなメリットです。
ベーシックプランでは、代引きとAmazon Payも選べるので、お客さんの選択肢を広げることができます。
スピードキャッシュなら翌日振込
実際に売れたら、手元にいつ入金されるのか気になりますよね。
STORESの入金システムは、基本的には月末締めの翌月末の支払いです。つまり今月の売上は、来月の末日に入金されるようになっています。
そのため売上が入金されるまでは、仕入れができなくなります。ネットショップはスピードが命なので、迅速に仕入れることが重要です。
そのような場合は、スピードキャッシュという支払い方法を利用しましょう。
スピードキャッシュは、翌日振込手数料をプラスすることで、申請した翌日に売上金が指定口座に振り込まれます。
これまで最大2か月かかっていた入金までの期間が、たった1日に短縮されます。手元に早くお金が入ることで、資金繰りがしやすくなって、さらなる売上アップも期待できます。
翌日振込手数料は初回手数料0円なので、お試しで利用してみるのも手です。
3. STORESの販売機能
STORESでの売り方はさまざまで、好きなだけ無制限に販売できます。これはフリープランも同じです。
一般的な物販だけでなく、画像や動画などデータのダウンロード販売、電子チケットの発券・販売、食品や消耗品の販売に便利な特定サイクルでの定期販売も可能です。
倉庫サービス
STORESには、商品の保管・梱包・発送を代行してくれる倉庫サービスがあります。
ショップオーナーは、商品を指定の倉庫に送るだけです。あとはお客さんから注文を受けたら、STORESのダッシュボードで出庫依頼をすれば、すべての作業を代行してくれます。
送料の詳細設定
全国一律同じ送料ではなく、送料を細かく設定することが可能です。
アドオンの「送料詳細設定」をオンにして、目的別に編集するだけで簡単に設定できます。
配送情報一括登録
未発送のオーダーについて、一括で配送情報を登録することができます。
大量の注文に対して、これまで手作業で入力していた方の負担を軽減してくれます。
英語での海外発送
海外発送にも対応しています。
機能追加から「英語対応」をオンにするだけで、自動的にストアの表記が英語になるので、海外のお客さんにも売りやすくなります。
自動送信メール
自動でメールを送信する機能もあります。
送信できるメールは決済方法によっても違いがありますが、注文確認・支払い完了・支払い期限の通知・支払い期限切れによるキャンセルのメールなどを自動送信できます。
納品書PDF出力
納品書PDF出力を使うと、ダッシュボードから簡単に納品書をPDF化できます。
納品書にはメッセージや情報を記入することもできるため、お客さんに合わせて心のこもったメッセージを届けるのに便利です。
ギフトフォーム機能
登録している配送先住所とは別に、送りたい先の住所も配送先として登録できます。
送りたい相手にそのまま配送できるので、ギフト系のアイテムを扱うストアには必須の機能でしょう。
ギフトラッピング機能
ギフト配送に便利な機能がもう一つ。ギフトラッピングの選択肢と価格を最大10件まで登録できる機能です。
ラッピングだけでなく、熨斗の種類なども複数登録できます。
クーポン機能
STORESでは、購入時にクーポンコードを入力することで割引が反映されます。
クーポンの種類は、自由に設定できます。○%OFFなどの割引クーポン、○円引きなどの値引きクーポン、送料無料になるクーポンの発行などが可能です。
またクーポンの有効期限や発行枚数/使用回数、購入金額が一定金額以上のときに利用できる条件の設定もできます。
予約販売
受注生産や入荷前の商品の予約注文ができます。季節アイテムの販売期間を長くして、売上を伸ばすのに効果的です。
ダッシュボードから「予約販売」をオンにするだけですぐに設定できます。
まとめ販売
まとめ買いをしてくれるお客さんに対して割引をする機能です。
同じ商品を複数購入した人に割引ができる「まとめ割」と、異なる商品の組み合わせで割引となる「セット割」が選べます。
レビュー・FAQ
投稿されたレビューを自由に変更・削除できるほか、レビューに対して返信ができるようになっています。
また便利なFAQ機能もあります。同じ質問を何度もいただくことがないように、よくある質問を1ページにまとめてストア内に表示可能です。
4. STORESの集客機能
そしてネットショップで販売するなら、いかに集客するかは最初から押さえておきたいポイントです。
STORESは、集客の機能も充実しています。集客に欠かせないおすすめの機能をいくつか紹介します。
Instagram連携
商品にタグをつけて、Instagramに投稿できる機能です。
1日1回ストアの情報が自動で更新されるため、価格の変更やアイテムの追加など、自動的にほぼリアルタイムで連携できます。
LINE連携
入金の確認、売上金の管理、オーダー状況などをLINEで確認できるようになります。
ノートパソコンがなくて出先で確認できないという人でも、LINEアカウントを持っていれば無料で利用可能です。
WEAR連携
人気のファッションコーディネートアプリWEARと連携できる機能です。
WEARにアイテム登録すると、ストアでも販売できるようになります。ファッション系のストアを運営されている人におすすめです。
MAGASEEK連携
ファッションECサイトのMAGASEEKと連携したアパレル写真撮影サービスです。
MAGASEEKの撮影チームが写真を撮影。アパレル以外にアクセサリーなどにも対応しており、リモートでの撮影指示が可能です。
note上でのカード表示
STORESで販売する商品をnote上で一覧表示できます。
商品を掲載しているストアのページURLを貼るだけで、note上に自分の商品を一覧にしたページを設置可能です。
Amazon上でのカード表示
Amazonアカウントを持っているお客さんに対して、カード情報などの個人情報の入力の手間を省く機能です。
ワンクリックだけで簡単にショッピングできるようになるので、販売促進につなげられます。
Googleで集客
Googleに登録することで、Googleショッピングタブへの商品掲載やGoogleショッピング広告への掲載が可能です。
STORESで販売する商品が、Googleの各種サービスに掲載されることで、より多くのお客さんにアプローチできます。
ショップボタン設置
外部サイトでホームページやブログを運営されている人は、自サイト内にショップボタンを設置することで簡単に購入できるようになります。
ボタンをデザインしてアイテム登録したら、あとはサイト内にショップボタンを設置するだけです。
メールマガジン配信
ストアをフォローしてくれているお客さんや購入歴のあるお客さんに対して、メールマガジンを配信できる機能です。
入荷情報や割引情報などを掲載したメールマガジンを発行できます。送信する相手を絞り込むことや送信時間の予約も可能です。
告知ボード・ニュース作成
ストア内にニュースや予定などを告知できる機能です。
長文の記事でも画像でも自由に掲載することができるうえ、掲載される日時もあらかじめ設定できます。
5. STORESの運用機能
STORESを運用するうえで、実際に必要となる機能を見ていきましょう。
ネットショップ成功をサポートしてくれる便利な機能となりますので、ぜひ自分のストアで活用してみてくださいね。
顧客管理
STORESでは、ストアごとに個別IDを発行しています。各ストアの購入者情報を収集できるようになっています。
この顧客管理を使うと、会員の購入履歴などの情報を一元管理できます。
ゲスト購入のお客さんでも、同じメールアドレスでの購入なら同じお客さんと判定してくれます。またSNSで複数アカウントを持つお客さんが、別のアカウントから購入した場合でも判定可能です。
広告タグ
広告タグとは、広告からアクセスしたお客さんのコンバージョンを計測できる機能です。
広告をクリックした人が、実際に商品を購入した回数や購入金額などを把握できます。検索エンジンの検索結果画面に表示されるリスティング広告にも対応しています。
Yahoo!のスポンサードサーチ、Googl広告やFacebook広告などに、お客さんのクリックに基づいて広告を表示させることが可能です。
Googleアナリティクス
Googleが提供するアクセス分析ツールのGoogleアナリティクスを利用できるようになります。
Googleアナリティクスを設定すれば、ストア全体の訪問者数やページごとの訪問者数/訪問者の滞在時間を把握することが可能です。
どこのリンクから訪問してきたかもわかるため、ストアを運営するうえでの改善策を考えるのにも役立つでしょう。
6. STORESのベーシックプランのみ使える機能
STORESのフリープランでもできることは多いですが、ベーシックプランは月額3,480円の利用料を支払うだけあって、利用できる機能がさらに拡大します。
そこで、ベーシックプランのみ使える機能を見ていきましょう。
アクセス解析
直近の2週間または2か月間のアクセスデータを解析可能です。
前の期間と最新の期間の状況をグラフで比較できるようになっているため、ここ最近の売れ行きがどう変化しているかをひと目で把握できます。
どのデバイス(パソコン・スマートフォン・タブレット)からのアクセスが多いのかもわかるので、デバイスに合わせたページのデザインや画像と文章の配置を調整するのに大変便利です。
独自ドメイン
フリープランでは、ストアを開設したときのサブドメインの1つがストアのURLになります。
ところがベーシックプランでは、「.com」と「.net」以外にも「.shop」の独自ドメインの取得が可能です。自分のストアにぴったりのドメインがつけられるので、宣伝効果も期待できるでしょう。
サービスロゴ非表示
ネットショップを運営するには、中身はもちろんデザインも重視しなければなりません。
STORESサービスのロゴが入っていると、いかにも借り物のストアというイメージをお客さんに与えてしまいます。
その点ベーシックプランなら、STORESのサービスロゴを非表示にすることが可能です。
代引きとAmazon Pay
ベーシックプランでは、決済方法として代引きとAmazon Payも選べます。
代引き決済は、商品の到着後に支払いをするのでお客さんにとって安心です。
またAmazon Payは、購入時に住所・氏名やクレジットカード番号などを入力せずに購入できるため利便性が高まります。
配送日の指定
ネットショップで商品を購入するときに、お客さんが配送日時を指定できます。
ショップの定休日や臨時休業日を考慮した「最短指定日」を設定することも可能です。
品番管理と在庫管理
アイテムに品番とバーコードを登録できるから、アイテムの検索だったり、出荷作業や在庫管理が楽になります。
アイテムの在庫数をまとめて更新することもできるので、在庫の棚卸や複数のアイテムが入荷した場合に役立ちます。
送り状CSV出力
ヤマト運輸が提供する送り状発行システムB2クラウドを利用できます。
多くのオーダーの送り状(配送伝票)を一括で効率的に作成することが可能です。
7. STORES以外にも複数店舗を出店してみよう
STORESでネットショップの運営に慣れてきたら、ほかのサービスにも出店してさらなる集客アップを検討してみましょう。
それぞれのネットショップによって客層が異なるため、単純にお店を増やすだけで売上が増える可能性は高いです。
無料でネットショップが開設できるサービスはほかにもありますので、まずはリスクなく複数出店する方法を選ぶと良いかもしれませんね。
無料ネットショップならBASE(ベイス)もおすすめ
そこで注目したいのが、STORESと並んで人気のあるBASE(ベイス)です。
月額無料プランのあるサービスで、とにかくショップ運営にコストをかけたくないという人におすすめです。
STORESと同様、直感的に操作できるので簡単にネットショップを開設できます。
STORESとBASEの手数料や口コミ評判を比較↓
さまざまなネットショップサービスを紹介↓
8. STORESの気になる疑問
STORESの使い方や便利な機能を見てきましたが、「本当に利用して大丈夫?」という声もあるのではないでしょうか。
STORESでよく聞かれる質問に回答します。
1つのSTORESアカウントで複数の店舗(ストア)の出店は可能か?
STORESでは、1アカウントで1つのショップが原則です。複数の店舗を持ちたい場合は、別にアカウントを申請する必要があります。
1つのアカウントでショップを複数持てるかどうかは、BASE、カラーミーショップ、makeshopすべてできず、複数アカウントが必要です。
ただカラーミーショップは、複数店舗の受注処理・在庫連携などを一元管理できる複数店舗の一元管理(ネクストエンジン)という機能や、makeshopは同一名義で契約することができ、2店舗以上は初期費用無料で利用できます。
複数ショップ前提であれば、カラーミーショップやmakeshopも候補になるかもしれません。
ネットショップに住所・電話番号を載せても安全?
STORESは「第三者に登録情報を提供したり利用を許可したりといったことは一切ない」と断言しています。
実際も情報漏洩などの被害は報告されていないので、安全性は高いと言えます。
登録後のメールが届かない…どうしたらいい?
メールが届かない可能性は2つあります。間違ったアドレスを入力しているケースと、メール設定で自動返信を拒否しているケースです。
後者であれば「hello@stores.jp」のアドレスからの受信を許可すれば解決するはずです。
いただいた注文をキャンセル・返金はできるの?
基本的に可能です。
ただし決済方法によってダッシュボードからキャンセルできないこともあるため、そのときは直接お客さんに連絡を取って銀行振込などで返金するしかありません。
9. STORESの使い方まとめ
STORES(ストアーズ)は感覚的に操作しやすいインターフェイスで、無料のフリープランでも本格的なネットショップが運営できるおすすめのサービスです。
自分が販売したい商品とSTORESのサービスを組み合わせることで、インターネット販売をうまくスタートさせることできます。
会員登録にも費用はかからないので、まずは試しにSTORESでネットショップを開設してみませんか。
STORESの特徴や評判について知りたい人はこちら↓