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2023/01/08 更新

エンジニア・プログラマーへおすすめの資格・検定

  エンジニア・プログラマーへおすすめの資格・検定

エンジニアやプログラマーになるには資格が必要なのでしょうか。実は、かなずしも資格がないとエンジニアやプログラマーになれないということはありません

では、資格や検定は取得したほうが良いのでしょうか。答えは、就活で有利になるので取得をおすすめします。とくに未経験からエンジニアやプログラマーを目指す人は、アピールポイントになります。

この記事では、エンジニアやプログラマーにおすすめしたい資格や検定を紹介します。

1. エンジニア・プログラマー向けの資格・検定一覧

基本情報技術者試験(FE)

運営会社 IPA情報処理推進機構 難易度 ★★☆☆☆
試験日程 上期、下期実施 試験会場 全国主要都市
試験内容 データ構造とアルゴリズム、プログラム言語問題 合格基準 60点以上
受験料 7,500円 受験資格 なし

基本情報技術者試験は、経済産業大臣が行なう国家試験「情報処理技術者試験」のひとつ。ITエンジニアとしての基礎知識や教養があることを証明できる資格です。

応用情報技術者試験(AP)

運営会社 IPA情報処理推進機構 難易度 ★★★★☆
試験日程 春期、秋期実施 試験会場 全国主要都市
試験内容 応用数学やコンピュータシステム、技術要素 合格基準 60点以上
受験料 7,500円 受験資格 なし

基本情報技術者試験同じく「情報処理技術者試験」のひとつで、ITエンジニアとして応用的な知識やスキルを保有していることを証明できます。

データベーススペシャリスト試験(DB)

運営会社 IPA情報処理推進機構 難易度 ★★★★☆
試験日程 秋期実施 試験会場 全国主要都市
試験内容 技術・開発要素をはじめシステム戦略、経営戦略や法務 合格基準 60点以上
受験料 7,500円 受験資格 なし

データベースに特化した専門知識を持ち、膨大なデータ群を管理して活用できるスキルを持っていることを証明する資格です。

システムアーキテクト試験(SA)

運営会社 IPA情報処理推進機構 難易度 ★★★★☆
試験日程 春期実施 試験会場 全国主要都市
試験内容 基礎理論やシステム戦略 合格基準 60点以上
受験料 7,500円 受験資格 なし

システム開発や設計など、上流工程を担当するエンジニアに必要な知識が問われます。上級エンジニアを目指す人におすすめの資格です。

プロジェクトマネージャ試験(PM)

運営会社 IPA情報処理推進機構 難易度 ★★★★★
試験日程 秋期実施 試験会場 全国主要都市
試験内容 Java言語の基本文法、オブジェクト指向プログラミング 合格基準 60点以上
受験料 7,500円 受験資格 なし

プロジェクトマネージャー試験は、システム開発の計画や設計を円滑に運営できる責任者であることを証明できる資格です。IT企業の管理職に資格取得を推奨しています。

ORACLE MASTER(オラクルマスター)

運営会社 オラクル社 難易度 Bronze:★★☆☆☆
Silver:★★★☆☆
Gold:★★★★☆
試験日程 随時実施 試験会場 全国にあるピアソンVUE社テストセンター
試験内容 SQL基礎知識やDBA知識など 合格基準 Bronze:60%〜77%
Silver・Gold:非公開
受験料 Bronze:37,730円
Silver:37,730円
Gold:37,730円
受験資格 Bronze:なし
Silver:Bronze保有者
Gold:Silver保有者

オラクルマスターとは、オラクル社が公式に運営する「オラクルデータベース」シリーズを扱う技術力を認定する資格です。

Linux技術者認定試験(LPIC)

運営会社 Linux社 難易度 LinuC-1:★★☆☆☆
LinuC-2:★★★☆☆
LinuC-3:★★★★☆
試験日程 随時実施 試験会場 全国にあるピアソンVUE社テストセンター
試験内容 システムアーキテクチャやアクセス制限、セキュリティなど 合格基準 65%~75%
受験料 LinuC-1:16,500円
LinuC-2:16,500円
LinuC-3:16,500円
受験資格 LinuC-1:なし
LinuC-2:LinuC-1保有者
LinuC-3:LinuC-2保有者

Linux技術者としての技術力を認定するIT資格です。3段階のレベルがあり、順次ステップアップしていく認定構成になっています。

シスコ技術者認定(CCNA)

運営会社 シスコシステムズ社 難易度 CCNA:★★☆☆☆
試験日程 随時実施 試験会場 全国にあるピアソンVUE社テストセンター

※2020年12月14日よりオンライン受験可能

試験内容 データネットワークや小規模スイッチドネットワークの実装など 合格基準 非公開
受験料 CCNA:36,960円 受験資格 なし

シスコシステムズ社が実施する、ネットワークエンジニアの技能を認定する試験です。全部で5種類ありますが、もっとも受験者数と取得者数が多いのは「CCNP」です。

Oracle認定Javaプログラマ

運営会社 オラクル社 難易度 Bronze:★★☆☆☆
Silver:★★★☆☆
Gold:★★★★☆
試験日程 随時実施 試験会場 ピアソンVUE公認テストセンター

※2020年5月4日よりオンライン受験可能

試験内容 Java言語の基本文法やオブジェクト指向プログラミングなど 合格基準 Bronze:60%
Silver:63%
Gold:63%
受験料 Bronze:14,630円
Silver:37,730円
Gold:37,730円
受験資格 BronzeとSilver:なし
Gold:Silver保有者

Oracle認定javaプログラマは、Javaの知識と技術をどれほど有しているのかをレベル別に認定する資格試験です。

Javaのバージョンに合わせて、試験もバージョンアップが行われます。最新の試験バージョンは「Java SE 11」です。

PHP技術者認定初級試験

運営会社 一般社団法人
PHP技術者認定機構
難易度 初級:★★☆☆☆
準上級・上級:★★★★☆
認定ウィザード:★★★★★
試験日程 随時実施 試験会場 各都道府県にあるCBT形式を受験できる会場
試験内容 関数や配列
データベースの知識など
合格基準 初級:70%
準上級:50%~70%
上級:70%
認定ウィザード:非公開
受験料 初級:13,200円
上級・準上級:16,500円
認定ウィザード:非公開
受験資格 初級〜上級:とくになし
認定ウィザード:上級試験で90%以上+所定の文章を提出していること

※上級試験に合格してから2年以内

PHPプログラミングの基本知識を問う試験で、とくに初心者向けにおすすめしたい資格です。

WordPressにもよく使われるので、フリーランスであればビジネスチャンス拡大に役立ちます。

2. まとめ

プログラマーとして何年か経験がある人でも、実際検定を受けてみたら知らなかった知識が多くあったという人も少なくないでしょう。

プログラミングへの理解を高めるためにも、資格・検定に挑戦したいですね。難易度が高いものは、就職のアピールになりますよ。

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