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2024/10/24 更新
ドメインについて徹底解説!ドメインの種類や決め方のコツ
Contents
1. ドメインとは
ドメインは、インターネット上の住所になります。
当サイトでいえば、「hp-maruwakari.com」がドメインになります。
ドメインは、「トップレベルドメイン」「セカンドレベルドメイン」「サードレベルドメイン」にわかれます。
私たちが自由に決められるのは、このセカンドレベルドメイン、またはサードレベルドメインです。
2. ドメインの種類について
ドメインは、その特性からいろんな呼ばれ方をします。
独自ドメイン
一番よく耳にする独自ドメイン。とくにホームページを作成しようと思っている人は、独自ドメインについて聞いたことがあるでしょう。
独自ドメインは、ドメインとほぼ同義です。当サイトの「hp-maruwakari.com」も独自ドメインであり、ドメインです。
では、なぜ独自ドメインをドメインと言わないかというと、サブドメインと区別するためです。
ホームページを作成するには、ドメインが必要で、それは独自ドメインでもサブドメインでも可能です。ただサブドメインは、独自ドメインの管理者のものなのです。
たとえばホームページ作成サービスを利用する場合、独自ドメインを使用しなければ、そのサービスのサブドメインを使用することになります。
それでも問題はないですが、サブドメインはそのサービスが所有しているのドメインなので、ほかのサーバーを利用してそのサブドメインを使い続けたいと思っても、それはできません。
ジンドゥーを例に挙げると、独自ドメインを使用しない場合は「○○○.jimdo.com」というサブドメインが割り当てられます。
仮に「usakichi.jimdo.com」を利用していたとすると、もし自作でホームページを作成するためにさくらのレンタルサーバで「usakichi.jimdo.com」を使用したいと思っても、さくらのレンタルサーバに移行することはできません。
独自ドメインを取得しておいたほうが良いと言われるのは、この理由があるからです。
サブドメイン
サブドメインは、ドメインの前に文字列を挿入したドメインのことです。当サイトであれば、「○○○.hp-maruwakari.com」がサブドメインになります。
ひとつのドメインで複数サイトを作成したい場合に、ドメインの保有者が使用します。
サブドメインを他者が取得することはできません。たとえば、「○○○.hp-maruwakari.com」を新たに取得することはできないのです。
中古ドメイン
中古ドメインとは、その名の通り中古の独自ドメインのことを言います。つまり以前使用されたことのあるドメインのことです。
中古ドメインという言葉が出てきたのは、ドメインの運用期間が長いほど、検索エンジンから評価を受け、検索結果で上位表示することが可能になると言われているからです。そのためSEO目的で、あえて中古ドメインを取得する人も少なくありません。
しかし通常は、中古ドメインを意識する必要はありません。
ただ取得したいドメインが、たまたま中古ドメインだったという可能性はあります。運用暦が長いため、SEO効果として有利に働くこともありますが、ペナルティを受けたことがあるドメインである可能性もあるので少し注意が必要です。
取得したいドメインが決まったら、まず取得可能かどうかValue Domainやお名前.comで調べ、そのあと中古ドメインかどうか確認すると良いでしょう。
有名なツールですが、WayBackMachineというサイトでドメインを検索すると、中古ドメインであれば運用履歴が出ます。
日本語ドメイン
日本語ドメインも、その名の通り日本語のドメインです。たとえば、「マルワカリ.com」のように、ドメイン名に日本語が使用できます。
これもSEOの観点から、一時期流行りましたが、最近は英語のドメイン名にすることが多いようです。もちろん日本語ドメインを使用しても、とくに問題ありません。
ホームページを自作する場合も、ホームページ作成を依頼する場合も、ドメインについては理解しておこう!
3. ドメインの名前の決め方
では、実際にドメインはどう決めたら良いのでしょうか。
ドメインは、基本的には好きな名前でOKです。
ショップのサイトであればショップ名が良いですし、会社のサイトであれば会社名が良いですね。
英語ドメインでも日本語ドメインでもどちらでも良いです。
もし迷ったら、英語ドメインのほうが良いでしょう。日本語変換がPCやスマホによって違うので、日本語ドメインだとアドレスを打ち間違える可能性があります。英語のほうが確実ですね。
ドメイン名が決まれば、トップレベルドメイン、またはトップレベルドメインとセカンドレベルドメインを決める必要があります。
よく使用されるものを紹介します。
- .com .net
- 新規取得平均金額:1,000円程度
ショップ・メディア・サービスなど、幅広く利用され、使用している人も多いです。値段はそれほど高くないですが、よく利用されるため、希望のドメイン名で取得できない場合があります。 - .co.jp
- 新規取得平均金額:3,700円程度
会社のホームページに利用します。このドメインは、1組織が1つだけ登録できます。株式会社や合同会社など、組織でないと取得できません。 - .jp
- 年間平均金額:2,660円程度
「co.jp」が取得できなかった人や、あえて会社のホームページに「.jp」を使う人が多い印象です。ショップ・メディアなど、普通のサイトに使う場合もあります。 - .biz
- 新規取得平均金額:690円程度
BtoBのサイトに使用する場合があります。ほかのドメインに比べたら使用者数は少ないですが、仕事用に使用することがあります。
※新規取得平均金額:Value Domain、お名前.com、エックスドメインの掲載金額の初年度のドメイン取得費用の平均値を算出したもの。年間更新費用は、プラス500〜1,000円程度が多い
上記のドメインはよく使われているので、使用することでサイトの信頼性が高まる可能性があります。もちろん上記以外のドメインでも問題ありません。
会社で利用する場合は、メールアドレスでも使用するので、それを想定して取得しましょう。
このサイトを作るときは「.com」にしたかったら、少しユニークなドメイン名なんだ
4. ドメインの取得方法
では、実際にドメインはどう決めたら良いのでしょうか。
ドメインは、レジストラと呼ばれるドメイン取得サービスを利用して取得します。
Value Domainやお名前.comにアクセスし、まずは決めたドメインが取得可能か確認します。
検索窓に設定したいドメイン名を打ち込めば、結果が出てきます。
購入可能であれば、購入ボタンやチェックを入れて取得することができます。
レジストラ
Value Domainで検索した場合の例
たとえば「usakichi」で検索すると、「.com」「.net」「.jp」は取得されています。「usakichi」にこだわる場合は、「.org」や「.biz」などを選択します。
もし「.com」にこだわる場合は、サイトの特徴を入れたりします。たとえば、ネットショップであれば「usakichi-shop」にし、これなら「.com」が取得できるという流れです。
ドメインは取得した順だから、早めに取得しておいたほうが良いだろう
5. 独自ドメインをレジストラで取得したほうが良い理由
Value Domainやお名前.comのようなレジストラを利用せずに、ホームページ作成サービスやサーバーでもドメインを取得できることがあります。
もちろんホームページ作成サービスやサーバーで購入しても構わないのですが、注意が必要です。
- ドメインが移管できない場合がある
- 年間の費用が割高になる
アクセスが増えたから、ほかのサーバーに変えよう、ほかのサービスの方が使いやすいのでそちらに乗り換えようと思っても、ドメイン移管ができなければ困ります。サービスに移管できないなど記載がないか、確認しておきましょう。
またドメインの年間更新料がレジストラより高くなることがあります。
できれば、独自ドメインはValue Domainやお名前.comのようなレジストラで取得するようにしましょう。
なぜ独自ドメイン取得したほうが良いか、わかっただろうか
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