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2024/10/24 更新
スキルを売り買いできるココナラってどんなサービス?
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クラウドソーシングサイトの利用者が増加するにつれ、次第にシェアを増やしてきているサービスがココナラです。
自分が持っているスキルをフリーマーケット形式で気軽に販売できる仕組みがわかりやすく、広告も定期的に打っているため名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなココナラの特徴やメリット・デメリット、ほかのクラウドソーシングサイトとの違いについて紹介します。
Contents
1. ココナラとは
ココナラは、自分の知識・スキル・経験をフリーマーケット形式で売り買いできるクラウドソーシングサイトです。
株式会社ココナラが運営し、人気クラウドソーシングサイトのなかでは比較的設立は遅めです。ランサーズが2008年4月、クラウドワークスが2011年11月、ココナラは2012年1月に設立されています。
もともとは個人向けのサービスでしたが、先行投資と定期的なキャンペーンにより、法人の依頼も増えてきています。
クラウドソーシング
最近CMで知名度をぐっと上げてきている
2. ココナラで購入・出品できるものは?
フリーマーケット形式ということもあって、ココナラで購入・出品できるものは、ほかのクラウドソーシングサイトに比べて個人向けの商品が多い傾向にあります。
法人の購入を想定したサービスや、より専門的な知識を必要とするスキルについては、ココナラが独自の基準で選ぶ「PRO認定」の要件を満たした出品者を選べるようになっています。
実際に出品されているサービス一覧をチェックして見ると、プロも利用する専門的な分野から、個人が趣味に近いレベルで利用するものもあります。
以下に、「ココナラ以外でも依頼できるスキル」「ココナラのほうが見つけやすいスキル」「まずココナラでしか見かけないスキル」をまとめています。
ココナラ以外でも依頼できるスキル
- デザイン
- Webサイト制作・Webデザイン
- 動画・写真・画像
- ライティング・ネーミング
- ビジネスサポート・代行
- ビジネス相談・アドバイス
- 集客・Webマーケティング
- 翻訳・語学
- IT・プログラミング
- 士業(行政書士・税理士etc)
いわゆるプロフェッショナル向けのスキルです。こちらはココナラがテコ入れを図っているジャンルで、ほかのクラウドソーシングサービスから流れてきた出品者も少なくありません。
ビジネスユースを想定した商品が多く、金額も高めに設定されているため、あえてフリーマーケットで購入しようと考える人は少ないかもしれません。しかし商品の単価が決まっているぶん、購入の判断はつきやすいでしょう。
ココナラのほうが見つけやすいスキル
- 似顔絵・イラスト・漫画
- 音楽・ナレーション
- キャリア・就職・資格・学習
- マネー・副業・アフィリエイト
やや趣味的な要素が多いものの、ほかのクラウドソーシングサイトでも、似たようなサービスを見かけることがあるジャンルです。ナレーションなどはプロの声優さんが出品しているため、動画制作などで役に立つという声は多いようです。
資格試験の勉強相談や投資方法に関する相談など、プロレベルではないが一定の成果を挙げている人たちが、独自のスキルを販売するケースもあります。このあたりから徐々に、フリーマーケット形式であるココナラの個性が垣間見えるようになります。
まずココナラでしか見かけないスキル
- 占い
- 悩み相談・カウンセリング
- 恋愛・結婚
- 美容・ファッション・健康
- ライフスタイル
- 趣味・エンターテイメント
ココナラの知名度を一気に押し上げたジャンルのひとつに「占い」があります。
かつてその勢いはほかの出品を圧倒し、上位出品者が単価50,000円以上の金額を売り上げることも珍しくない時代がありました。しかし電話相談が可能になってからは、分単位でかなりの値段が動くようになり、上位占い師の多くは電話相談にシフトしている傾向にあります。
悩み相談や恋愛の商品では、「彼氏・彼女トークします」的なものから、純粋に将来のお悩み相談までざまざまです。
美容・ファッション・健康の分野では、ダイエットプランを専門に組むPRO認定出品者も見つかります。趣味・ライフスタイルの分野では、旅行プランの代行やインテリアの配置相談など、幅広い趣味に対応できる商品が人気です。
ここまで多彩になると、昼間のフリーマーケットどころか、夜のスナックや朝の公園レベルの人間味を感じさせます。ランサーズとクラウドワークスでの出品は難しいでしょう。
ココナラ初心者が出品するなら、まずはこちらのジャンルから始めてみると良いでしょう。
悩み相談を売れるとは、面白いな
3. ココナラはどういう人が利用する?
ココナラの利用者については、おおむね20~40代の利用が多く、かなり幅広い年齢層に利用されていることがわかります。また男女比は1:1となっていて、特定のジャンルに偏らない出品が味方したものと考えられます。
個人・法人の別としては、やはり個人向けの出品が圧倒的多数のため、個人として利用するユーザーが多いようです。
しかしココナラでは、将来的に法人の利用を増やすことを考えているため、今後はプロフェッショナル向けの出品に注目が集まるものと予想されます。
私のまわりにも、スポーツチームのロゴを依頼する人がいたぞ
4. ココナラで「スキル」を購入する
実際にココナラで出品者の商品を購入する場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。注意点も紹介します。
ココナラで「スキル」を購入するメリット・デメリット
ココナラを購入者側として利用する際のメリットとしては、値段や商品の内容がわかりやすい点です。販売価格によって購入するかどうかを判断しやすく、お手頃価格の出品が多いため、それほど負担を感じることなく購入へと進めます。
必要に応じてオプションの依頼もでき、そちらの料金も可視化されています。またココナラ独自の出品者評価システムがあるため、評判の悪い出品者からの購入を避けることもできます。
プロフィールページを見ると、ポートフォリオなどが確認できるため、出品者の質をチェックするのに役立ちます。直接見積もりをもらう場合でも、目安となる料金プランを表示している出品者は多いため、全体的に明朗会計となるケースが多いでしょう。
基本的に購入者にとって買い物しやすいようにサイトが構成されているため、購入者側のデメリットは限定的です。
しかし評価数が少ない出品者や低評価のついた出品者は、ほかのクラウドソーシングサイト同様、出品後の対応に難があるケースは珍しくないようです。
商品ページを購入後、まったく音沙汰がない悪質な出品者に当たってしまうと、それだけ対応に時間と手間がかかります。事前にダイレクトメッセージを送って、速やかに反応が返ってくる出品者を選びましょう。
手数料はかかる?
2021年に手数料が改定され、購入者側も手数料を支払わなければなりません。手数料は、1回の決済ごとに5.5%かかります。
支払い方法は複数あり、クレジットカード決済・キャリア決済・コンビニ決済・銀行振込・Apple Pay・PayPalといった方法があります。
またココナラで商品を購入した場合はポイントが貯まるため、それを使うことも可能です。ココナラのサービスをよく使う人は、ココナラだけで使える「ココナラコイン」を購入することもできます。
クレジットカードを使うのに抵抗がある人は、プリペイドカードのような感覚でココナラコインを購入すると、決済が楽になります。いわゆる仮想通貨のような投資対象のコインではありませんから、その点は誤解しないよう注意が必要です。
ホームページ制作を依頼したときの料金は?
ココナラでホームページ制作を依頼する場合、一定の水準を満たすレベルのページがほしいなら、10万円以上の商品を購入することをおすすめします。
というのも出品者側の裁量で最低金額は自由に決められるため、ワンパッケージとして販売されていないケースも多いのです。
なかには5千~1万円という格安でサービスを提供している出品者も存在しますが、最低限のデザインにとどまっている超格安案件のため、発注する側がきちんと用途を理解していなければムダ金になる可能性もあります。
言い換えれば、ホームページを作る目的がはっきりしているならば、数万円単位の商品ページで高評価の出品者に絞って依頼するという方法もあるでしょう。
ワンパッケージで購入でき、なおかつ質問にきちんと回答してくれる出品者を見つけたいのであれば、6桁からのスタートを想定しておきましょう。
ホームページを依頼するなら、最低でも5万以上が良さそうだ
5. ココナラで出品する
続いては、ココナラで実際に自分が出品する場合のメリット・デメリットについて紹介します。購入者側にとっては魅力的でも、出品者という立場になると、かならずしも魅力的な点ばかりとは言い切れない部分が見つかるようです。
ココナラで出品する場合のメリット・デメリット
出品する側のメリットとしては、売れれば売れるほど「評価」が蓄積されていく点です。一定の条件を満たすとランクアップするため、最高位のプラチナになれば、購入してもらえる確率が高まります。
また出品者側が取引を終える権限を持っているため、その点も強みになります。ただし一方的なコミュニケーションで取引が終わってしまうと、悪評価につながる恐れがありますから注意が必要です。
デメリットは、出品者側が購入者を選びにくい点と自分の商品ページを購入者に見つけてもらいにくい点です。
せっかくサービスを購入してもらっても、なかには悪質な購入者もいて、内容に納得がいかないという理由からキャンセルを強要したり、容赦なく低評価をつけたりするケースに遭遇することもあります。
ココナラは購入者の評価を重要視するため、悪評価が速やかにランキングなどに反映される傾向が見られます。
サービスが購入されたあとで購入者の人格を見極めるのは難しいため、対策としてダイレクトメッセージで事前に購入者側の希望を確認しておくと良いでしょう。
出品者は年々増え続けており、新人は商品ページを見つけてもらいにくいため、なかなか購入にいたらず退会する例も少なくないようです。そのような場合は、リクエストボードを活用することをおすすめします。
リクエストボードとは、購入する側が希望する商品ページを見つけられず、「これ作って!」と呼びかける掲示板のことです。ここから自分の商品ジャンルに合致する人を探して、自分から「それできます!」と提案して仕事を見つけることも可能です。
手数料はかかる?
出品者側の手数料は、トークルーム単位で一律22%です。売上から消費税と一緒に差し引かれ、パーセンテージもほかのクラウドソーシングサイトと比較して高めの設定となっています。
売上金額125,000円のトークルームの場合、以下のような形で計算されます。
- 125,000円(売上金額)× 0.2(手数料率)× 1.1(税率)= 27,500円
- 125,000円(売上金額)− 27,500円(手数料)= 97,500円
よって、実際に手元に残る金額は97,500円となります。
10,000円稼ぎたければ13,000円といった具合に、手数料分を最初から足して値段をつけるようにしましょう。
出品手数料は高いが、営業コストがないと考えれば便利なサービスだ
6. ココナラのアプリについて
スマホを使っている人は、アプリをダウンロードすることで、より便利にココナラを利用できます。アプリの使い心地や利用用途についてまとめています。
どういうときに利用する?
ココナラのアプリを利用する人の多くは、外出先でクライアント(出品者)とやり取りするためにダウンロードするケースが多いようです。
もちろん商品ページの購入・マイページ編集などは、アプリを経由して行なうことはできるのですが、どちらかというとブラウザのほうが使いやすいように構成されています。
運営局も機能改善はブラウザを優先する傾向にあるため、あくまでもサブ的な役割を担うアプリと考えておいたほうが良いでしょう。
使い心地はどう?
ココナラのアプリは、取引が多くなるにつれて重宝します。
タップするだけでページが変わり、ブラウザよりも反応が早いため、スピーディーにやり取りできます。アプリ自体もマイナーチェンジを続けており、ユーザーの指摘を受けて使いやすくなるようカスタマイズされています。
外出していても、なにか取引に動きがあれば逐一通知してくれます。そのため移動中のタイミングでも速やかに回答できますし、ココナラ運営局からの連絡にも回覧板感覚で目を通せます。
しかし取引数が多くなると、読み込みに時間がかかったり、通知が来るタイミングが遅くなったりするといった不具合も確認されています。
またキーワードなどで出品者・商品ページを検索する機能がブラウザよりも弱く、画面が小さいぶんだけ一度に確認できる情報が少ない点もネックになります。
アプリメインで取引を進めるのは難しいですが、移動中にも情報をチェックできるのは大きなメリットです。ブラウザの補完的役割は、十分担えるアプリと言えそうです。
会社は成長しているから、アプリのアップデートもしっかり行なっていくだろう
7. ココナラの評判・口コミ
ココナラは、とくにクラウドソーシング初心者に人気があります。
購入者は老若男女幅広く登録できる雰囲気となっていますが、出品者目線で見ると、プロというよりは副業での利用を検討している人向けのサービスと言えます。
それだけに、評判は「良い・悪いの両極端」が集まる結果となっています。おもな評判・口コミを紹介します。
- 高評価の出品者を見つけやすく、自分が購入する際の参考にできた。(購入者)
- リクエストボードで依頼を受けたら、その人がリピーターになってくれた。(出品者)
- 一度ランキングに載ったら周囲の反応がすごい。(出品者)
- 手数料が高くて使う気にならない。一度に高額の商品を売らないと損。(出品者)
- 商品内容が悪質な場合がある。ネットの無料占いの結果をまんまコピーしていた出品者もいた。(購入者)
- サービスに書かれていることをきちんとしているのに文句言うの止めて。(出品者)
全体的に、購入者は評価高め・出品者は評価低めの意見が多いようです。
出品者はなかなか辛口だな
8. クラウドワークスやランサーズとの違いは?
ココナラの大きな特徴は、フリーマーケット形式という販売形態にあります。
フリーマーケット形式というのは、たとえば肉屋さんや八百屋さんのように「スキルを商品として出品」でき、購入者はその品物を見て購入するかどうか決められる仕組みのことです。
要するに、スキル屋さんが集まる市場ということです。
受注する側が自分でスキルの価格を決められる点が、ほかのクラウドソーシングと一線を画しているところです。しかし現在では機能が大幅に改善され、見積もりからの発注も可能となっています。
9. ココナラの登録方法
ココナラに登録する場合、以下の3つの方法があります。
- Eメールで新規登録
- Facebookで新規登録
- YahooIDで新規登録
FacebookまたはYahooIDがあれば、入力の必要はほとんどありません。 よって、メールアドレスを使った登録方法についてお伝えします。
- ココナラと連絡を取れるメールアドレスを入力
- ユーザー名を入力
- 自分で決めたパスワードを入力
- 生年月日を入力
- 性別を入力
- プロフィール画像を選択(任意)
そのあと、画面下にある「利用規約に同意して登録」を選べばOKです。
10. ココナラの解約・退会方法は?
ココナラを退会する場合、簡単な手順で退会することができます。
マイページから「よくある質問」を選んだあと、そのなかの「会員登録・情報変更」を選択し、「退会するにはどうすればいいですか?」の項目を選択します。
そのあと「こちら」と大きく書かれたリンクが貼ってあるページを確認できたら、そのまま「こちら」をクリックします。
すると退会フォームへ飛びますから、退会理由を記載した後「退会する」をクリックしましょう。
最終確認の画面が出たら、そこで「退会する」を選んで完了です。
11. ココナラまとめ
ココナラは、クラウドソーシングサイト初心者が経験を積むには、非常に使いやすいサービスを提供しています。
フリーマーケット形式が購入者にとって使いやすい反面、利用者のモラルに問題があったり、ライバルが多かったりして、思うように売上が出ない出品者も少なくありません。
地道に販売実績を積み重ねれば、ランキング・おすすめサービスとして紹介される機会も増えますから、まずは自分が「これは他の人よりも得意」だと思えるサービスを提供することから始めてみましょう。
いつの間にか、あなたの商品を買ってくれるお得意さまが見つかるかもしれません。
クラウドソーシングのなかではダントツ使いやすいサービスだ。気になる人は、安いものもあるから試しに購入してみても良さそうだ
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